マツシタのサイドカー

マツシタ・オートスタイリングのサイドカーをＷ１Ｓに取り付けます。

 
 
















Ｗ１Ｓはピカピカです。

サイドカーは違うオートバイに取り付けてあったので
フィッティングを作り直す必要があります。

その為、今あるフィッティングをフレームから取り外します。
溶接してあるのでサンダ―で溶接を外します。
溶断はしません。時間が掛かっても、確実な方法を選択します。

全て切り離しフレームの溶接跡を#１２０のディスクサンダ―で
仕上げます。

床の汚れで、作業の大変さがわかります。
勿論、防塵マスク、保護めがね無では作業出来ません。

 

フィッティング金具完成

フィッティング金具を作ります。
ヨーク部のボルトはＵＮＦ規格からサイズアップしミリ規格のＳＣＭのボルトに
変更です。３/４インチのボルトはそのまま使用します。

金具の形状は、ほぼ同じです。もちろん、Ｗａｔｓｏｎｉａｎのスワンネックパイプ
も使用します。

塗装は、ブラスト後、ミッチャクロンで下塗りをし、焼き付け塗装しました。
クロスカット試験しても剥がれません。


 

サイドカー側ライト

サイドカー側ライトは、５インチのベーツライトを使用します。

今までは、４インチの物を使用していましたが、光量を上げたいのと
ＬＥＤ光源を使用する為、リフレクターの後のスペースが必要な為に
５インチを選択しました。

ライトの重量も、４インチは７００ｇで５インチは９１０ｇの為、ライトステーも
基本的に、従来の物と同等でいけそうです。

ＬＥＤ光源を使用する目的は、照度と使用電流です。
バルブの電流値を測定します。
Ｌｏビームは１．６９Ａでした。

Ｈｉビームは２．６７Ａでした。

バイク側もこのＬＥＤ光源を使用すれば、最大値は、
バイク側２．６７Ａ、サイドカー側１．６９Ａで合計４．３６Ａ
となり電力は５２．３Ｗで、両側点灯してもハロゲンライト１個の５５Ｗ以下
でジェネレーターに余分な負荷は掛かりません。

サイドカー側はＬｏビーム固定です。





 

車検月間終了

車検月間が無事終了です。
天気が悪い日が多く、検査の持ち込み日に苦労しました。

一段落したので、自分のサイドカーを組みます。
フレームは、まだ改造が残っているので、塗装は出来ません。
取付部品を作ります。

地上高の変更など、セッティングを変更した為、既存の治具て゛
部品の製作が出来ません。

安全の為フレームは天井クレーンで吊っておきます。
サイドカー側のキャリアーを作ります。

ここには、ＦＲＰの箱を設置しますので、取付やすいように
形状を変更しました。
今までのキャリアーは角マルです。

フレームへの取付も変更してみました。

フロントフェンダーのエンブレムを作ります。
ワトソニアンのマークです。

この平らのエンブレムは、メーカー廃番になっていますので
作ります。ＦＲＰ製です。

トリミングし金色に塗装し、エポキシ樹脂で表面を
コーティングします。

硬化したら表面を磨いて出来上がりです。

 

レプリカ完成

フェンダーを作ってみます。
型が白いので、ゲルコートは黒です。

新しい型は、抜きにくいのですが、今回は分割型なので
以外に簡単に抜けました。パッコーンて感じです。

白いのはオリジナルです。これでスペア用が完成したので
オリジナルの加工に入ります。

 

脱型ＯＫ

ＭｏｎａｃｏＭｋ１のフェンダーの型が取れました。
型は変形防止の補強を入れます。

いよいよ脱型です。離型処理をバッチリやっておいたので
以外に簡単に型が割れました。

気温も２０゜位なので、硬化もゆっくりの為、
型の変形はなし。

後は型を磨き、離型処理をして一個抜いてみます。

ここまで４カ月掛かりました。
後、４個のパーツセクションが有ります。
このままのペースだと、全部出来るまで、１６か月・・・・・・!!。
要、ペースアップです。




 

型どり

Ｍｏｎａｃｏ　ｍｋ１のフェンダーの型どりです。

今回は分割型なので少々メンドウです。
取りあえず半分完成です。
離型ワックスを５回塗り、離型剤を塗ります。

この後、型用ゲルコートを塗り、積層です。
自分の車両なのでボチボチ進んでいます。