サイドカーをセッティングする時、ステアリングダンパーは必ず取り付けます。
サイドカーは、各車輪の軸重が違う事、トレール量(キャスター角)、前影投影面積が違いなど直進安定性を阻害する要因だらけです。
乗車定員、速度、道路環境を一定にすれば、セッティングだけで、真直ぐ走り
シミ―の無いハンドリングに出来るのですが、実用では、そうは行きません。
その為ステアリングダンパーが必要になります。
ステアリングダンパーは、サイドカー専用の物も有りますが
コストと寸法の問題で、自動車用、バイク用を流用する事があります。
今回は他社のサイドカーです。低速でのハンドルのプレが酷いとの事です。
ストローク220mmの物が必要なので探します。自動車用の物を購入しまた。
ダンパーの硬さを計測します。余り硬いとハンドリングに悪影響を
及ぼします。
一定の重りを付けて時間当たりのストロークを算出します。
10.3mm/Sでした。硬すぎます。通常、使用している物は18.6mm/Sです。
ストロークは良くても、これでは使えません。
結局、取付位置を変えストローク200mm、14.3mm/Sを使用しました。
結果はOKです。お客様に試乗して頂き、「ハンドルのプレが無く、安心して乗れる」
との事でした。
本当はセッティングから見直してあげたかったのですが、調整出来る構造ではありませんでした。
もしセッティングまで修正できたら18.6mm/Sのステアリングダンパーが選択できたのですが。
今までデーター取りしたステアリングダンパーです。バイク用、
国産車用、輸入車用サイドカー専用の物です。
一番軟らかい物が76.7mm/S、硬い物が今回の10.3mm/Sでした。
硬い軟らかいは感覚では解りますが、技術者は数値化しなければいけませんよね。
サイドカーは、各車輪の軸重が違う事、トレール量(キャスター角)、前影投影面積が違いなど直進安定性を阻害する要因だらけです。
乗車定員、速度、道路環境を一定にすれば、セッティングだけで、真直ぐ走り
シミ―の無いハンドリングに出来るのですが、実用では、そうは行きません。
その為ステアリングダンパーが必要になります。
ステアリングダンパーは、サイドカー専用の物も有りますが
コストと寸法の問題で、自動車用、バイク用を流用する事があります。
今回は他社のサイドカーです。低速でのハンドルのプレが酷いとの事です。
ストローク220mmの物が必要なので探します。自動車用の物を購入しまた。
ダンパーの硬さを計測します。余り硬いとハンドリングに悪影響を
及ぼします。
一定の重りを付けて時間当たりのストロークを算出します。
10.3mm/Sでした。硬すぎます。通常、使用している物は18.6mm/Sです。
ストロークは良くても、これでは使えません。
結局、取付位置を変えストローク200mm、14.3mm/Sを使用しました。
結果はOKです。お客様に試乗して頂き、「ハンドルのプレが無く、安心して乗れる」
との事でした。
本当はセッティングから見直してあげたかったのですが、調整出来る構造ではありませんでした。
もしセッティングまで修正できたら18.6mm/Sのステアリングダンパーが選択できたのですが。
今までデーター取りしたステアリングダンパーです。バイク用、
国産車用、輸入車用サイドカー専用の物です。
一番軟らかい物が76.7mm/S、硬い物が今回の10.3mm/Sでした。
硬い軟らかいは感覚では解りますが、技術者は数値化しなければいけませんよね。
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