2015年1月31日土曜日

フロントハブを作る

DSC11のフロントハブを作ります。

材料の切断から始めます。















ディスクの取り付け部と2ピースで作ります。















ひたすら削ります。















切削完了です。















ねじ加工して出来上がりです。















今回は更なる耐久性をめざし、ベアリングサイズもアップしてみました。

切削カスです。ハブを1個作ると、ペール缶1杯分出ます。
後の掃除が大変なんです。
















 

2015年1月26日月曜日

リフトが空いたので

4日間ほどリフトが空いたので、自分のDSC11の改造をする事に。

ドナルドから外した150N/mmのスプリングをリヤ―サスに組み込ます。
プリロードは150kgに設定してみました。
















サブフレームは更に改造し、サスのメンテナンスし易い様に改善しました。

追加配線の電源系を作ります。サブバッテリーを取り付ける為の
リレー回路を組みます。
















後3日間でフロントフォークの改造までやりてーなー。

無理、無理、車検から書類の作成、仕事満タンです。

でも、自分のサイドカー作り、いい息抜きになるんです。

仕事は、時々息抜きしながら、楽しくやりたいもんね。


 

2015年1月19日月曜日

ドナルドのリヤ―サス改造

ドナルド(地球一周したDSC11)のリヤ―サスを改造します。

最近は、地球一周ツーリングの時の様に荷物を満載する事も無く、
普段使いではリヤ―サスが硬すぎるのです。

ノーマルサスのばね定数は100N/mmですが今までは
トレーラーの牽引等も有り、150N/mmのサスに改造してありました。

今回は、ばね定数120N/mmとし、プリロードを210kgに設定しました。

左側が新しいサスで、右は以前のサスです。

















サスに依っては、ばね定数を硬くすると、ダンパーのオイルシール
が壊れる物が有るので要注意です。

今回は改造ですが、アールズフォークの様にサスを新造する場合は、
設計し、特注で対応しています。

ばね定数が測定できるので、仕事の精度バッチリです。




 

2015年1月17日土曜日

60年前のグラスファイバー

60年前のWatsonianサイドカーのレストアです。

当時、超高級サイドカーだったMonaco Mk1の車体は
FRP(一部金属と木製)で出来ています。

ガラス繊維は1940年代からアメリカで量産初めたばかりなので、
当時は高級な材料だったと思います。

まずフェンダーの修理です。
















厚さは1~2プライしか無く、割れ、表面のクラックも酷い。
FRPが高価だったので、この厚さなのかも知れません。

















パテはタルクを使用し、成形作業を繰り返します。

当時のFRPは、ゲルコートが薄く、樹脂の部分まで削ると、脱泡が甘い為
気泡が出てきます。見つけてはパテ埋めの作業です。
















貴重なフェンダーなので、型どりをする予定です。

勿論、Watsonian社の了解済みです。

 

2015年1月14日水曜日

one‐off

基本、あまりone‐offってやらないんだけど、今回は
近所のお客様という事と、サイドカーが必要な理由を
聞き、仕事をお受けしました。

CT110のサイドカーです。
one‐offなので、しっかりした治具は作れません。
その為、定番やスコヤーにクランプして作ります。
幾つかは、簡易的な溶接治具を作り、組み立てます。
















サスペンションは古いミニクーパーと同じゴムを圧縮する構造で
作りました。軽量でシンプルな構造です。とてもスムーズな動きです。

フェンダーは丁度良い大きさの物が無く、FRPで新造です。
マスターを作り、型を取り作りました。

















あともう少しで完成です。

 

2015年1月13日火曜日

BMW R50でも750cc

BMWR50の修理です。


















しかしエンジンは次モデルのR75/5に乗せ換えられています。
車検証はそのまま・・・・・違法改造車です。

修理を含め、改造申請をしこの状態で車検を取ります。

エンジンはとりあえず、腰上を分解、整備です。

シリンダーは汚いのでブラスト処理をします。

















バルブも仕上げ、気密のチェックをします。

















リングのクリアランスが大。新品に交換します。
















オイルパンもクリーニングします。
















メインスタンドも摩耗しています(右)。
溶接し修理します(左)。


















古いので、その他いろいろ修理が必要でした。

 修理後、原動機変更の改造申請をし
車検を取り、完了しました。今後はこの状態で継続検査が受けられます。

トータル26時間のお仕事でした。

 

2015年1月12日月曜日

仕事が・・・・・・・

ありがたい事ですが、仕事が大変です。

新規の仕事は来月末まで待ってもらっています。

当然、自分のサイドカー何て作っている時間有りません。

今ちょっと大変な仕事、三信工業製のサイドカーの修理と改造申請。
















取り付けもやり直し、カー側ブレーキも連動に、サイドブレーキも
取り付けた。
















温故知新、勉強になります。

実はこの車両、40年 前の自分のアルバムに映っていた車両でした。
偶然てスゴイですね。