2018年1月30日火曜日

ガンバレ

寒い日が続いた。外のバケツにはった氷りです。















結晶がギザギザできれいでした。















VTXは塗装も終わり、組み立ててます。電磁オープナーです。
こわれた時の事も想定し、手動でも開くように作ります。















修理する事を前提に作り込みをしなくてはいけません。
カー側にメイン燃料タンクが有る為に、カーを外す事を考えなくては
いけません。配管はワンタッチカプラーを使用し、燃料を抜く為の
配管、配線を作っておきます。日本国内ならここまでしなくても良いのですが
海外ツーリング用だと何が有るかわかりませんし、修理するのも自分です。
この様な作業が無い事を祈ります。

サイドカーとつながる配線カプラーは3個です。極性、極数を変えて
誤組み出来ない様にしてあります。接点グリスを詰めテーピングで
シールします。
何とか早く組まないと、通常業務に影響します。ガンバレ自分。



2018年1月25日木曜日

今日の朝の気温は-3℃で自宅の周りは何ともなかったが、
会社の周りは雪が積もっていました。















先日の大雪の時も、こちらは何もなし。東京の知り合いから「雪かきが大変」
とのメールが来た。こちらは、生活するのに楽させてもらっています。

VTXのパニア―の塗装が出来てきました。早速組み立てます。


























車両への取付はカラーが入ったゴムマウントでで取り付けます。
FRPなので通常の使用なら、取付部が割れる事は無いのですが、
転ばぬ先の杖です。















良い感じです。
















今回のパニア―の条件は、オフロードでも壊れない事と、容量をmaxに
する事です。市販品のワンタッチで取り外す事の出来るパニア―は
ロックが壊れやすく、サイドカー側の荷物が出しにくい。
アルミのパニア―は2本サス用の物が無く、サスの逃げ分だけ車幅が
広くなってしまうのと、左右の幅の違う物が有りませんでした。
その為、今回作製したのですが、one offですので大変でした。
容量は、右が43L、左が39Lです。

ボディーの組み立ても近々スタートしますが、ノーマルでは無いので
これも大変ですがやりがいパッチリです。


2018年1月20日土曜日

限りないもの、それは欲望

北米へのサイドカーの輸送が怪しくなってきた。北米では9.11から色々
制度が厳しくなってきています。今回は、個人レベルでは無理だったので
その道のプロに委託しました。まだ決定ではないが・・・・・。
第3プランまで用意してあるので、今年の旅は何とか成ると思います。
先送りは厳禁です。

カタログが届きました。新型のGL1800です。















良く出来ています。至れり尽くせりです。昨今のオートバイの価格が
上がっている中、チョットそそられる価格です。
フルドレスは興味なし。シンプルのやつが好みです。これが良い。















車重は340kgと軽量?です。足回り、エンジン、マフラーが黒いのが頂けない。
6気筒のシルキーな加速も良いけど、VTXの様な大排気量ツインが今は好みです。
昨年、インディアンを探していたが縁が無かった。
そうガツガツ探している訳でも無いので、インディアンに限らず
ビビビと来る、良縁が有ればと思います。

新たな修理依頼、部品の輸出、やる事いっぱいです。Pも復活してきています。
医者に行ったらインフルエンザだったらしい。熱の出ないインフルエンザって
有るんだって。知らなかった。



2018年1月16日火曜日

峠越え

1957年のTri 6Tの修理です。20年ぶりの継続車検です。
キャブレターはこんな感じです。















出てきた異物です。















ここまで来ると新しいキャブレターに交換してみます。
まず、ボアの合うキャブレターを探し取りつけます。















ケイヒンのキャブを取り付けます。エンジンはかかりましたがイマイチです。
セッティングをしようとしましたが、必要な番手のジェットが有りません。
古いアマルのキャブレターの修理も検討です。
20年ぶりにアマルの部品を調べたら、何でもあります。当然リプロですが
これなら元々付いていたキャブレター、修理できそうです。
まず分解です。ジェットもこのとうりです。















ガラスビーズとケミカルで掃除です。外せる物の掃除は良いのですが、本体の
油道が問題です。構造は分かっているので、加工用のメクラネジを外し、
専用のブラシとゲージで、油道の掃除をします。ケミカルに漬け置きも
しなければきれいにはなりません。時間が掛かります。
ボディーの腐食は殆ど有りませんでした。















倉庫に有った部品を持ってきました。オーバーホールキットも有りました。


























フロートバルブが当時の物で、良くオーバーフローおこします。
対策品を発注します。現行車のように先端がゴムで出来ています。















組み上げてエンジン始動です。簡単に始動しました。















後はセッティングです。修理の峠は越した感じです。

VTXです。レックシールドを取り付けます。恰好はどうあれ、効果絶大です。















アイドリングの時のタコメーターの振れが気になります。交換します。















ボディーの塗装は今月末までに出来そうです。組み上げて2月には完成
出来る予定なのですが・・・・・どうなる事やら。



2018年1月13日土曜日

Pは風邪の子

昨日の朝は-2℃と冷え込んでいます。外の水道にはツララです。















バケツにも氷りが1.5cm位はっています。















工場内は冷えても6℃位なので、動いていれば気になりません。















この位で冷えているなど、寒いなどと言っていては、テレビで見る雪国の
人たちに怒られそうです。

VTXも地味に進んでいます。テールボックスはドナルドの物が
取り付けられるキャリアーを作りました。















バッテリーカバー、サイドブレーキのカバーも取り付けます。















太いホースはメインとサブタンクをつなぐホースです。太いので屈曲性
が無いので取り回しを思案中、他にも本体とサイドカー側は3本のホースが
つながっています。

仕事も大きな修理が入ってきており、忙しい。
Pは風邪が抜けず、休みがちです。救いは自分が同じ症状が出なく元気な事です。


2018年1月4日木曜日

自分史

正月休みは倉庫の整理をしました。古い雑誌を持ちだしたのですが、
いけません、見入ってしまいました。















この中で一番古かったのが1955年6月号です。自分の生年月日と同じ
本です。















色々と思い出がよみがえってきます。高一の時の本です。
BMWR75/5の特集が載っていました。


























自分にとっては衝撃的でした。フォルムといい欲しいなーと思った物です。
記事も当時暗記する位、読みました。















ライターの大光明(おおみやと読む)さんが神様の様に思いました。
高3の時、大光明さんとは一度お会いした事が有るのです。
この頃大光明さんは出始めたフルフェイスヘルメットのシールドを取り
ゴーグルをしていました。掛川市内の国道一号を、当時乗っていた
メグロZ7で走っていて信号で止まるとその横に、ヤマハTX750に
乗った人が近ずいてきました。バックミラーで見た風貌が大光明さんなのです。
「大光明さんですか?」と尋ねると「はい。ヤマハの本社まで行きたいのですが道が分かりますか?」との返事。「ご案内します。」とメグロを走らせました。
至福の時でした。この時のメグロもまだ所有しています。
BMWR75/5は中古ですが26歳で手に入れ現在も所有しています。

この記事も覚えています。イラストレーターの摺本さんのBMW R50の記事です。















10年くらい前に摺本さんにお会いでき、「あの記事は感動して何回も読みました。
最後の金魚の話も感動しました。」と言うと「良く覚えていますね。」と言われました。

この記事の影響は大きかった。ドイツのアウトバーンをBMW R100RSでの
ツーリングレポートです。1979年の本です。















いつかはBMWでアウトバーンを走りたいという、夢を抱かせたのが
この本でした。
この夢は、9年後の1988年に現実になりました。
ミュンヘンからベネチアまでの往復ツーリングです。東京の福田モーターが主催したツアーでした。車両は復刻されたばかりの R100RSです。













翌年の年賀状です。オーストリアのホテルの中庭で撮った写真です。
もう30年も前の事になります。本当にうれしくて、アウトバーンを疾走中
ジーンとなったのを(本当は目から・・・・・)覚えています。

他にも、いっぱい思い出が走馬灯のように甦ってきます。

キリが無いので本日はこの辺で。


そろばん

恒例の初乗りです。コースは朝ツーと同じです。理由を付けて乗りたいだけなんです。















ここで親子から声を掛けられて、中学生の息子が英検何級とか
ト―イックのスコア―が何点とかと言う○○話になり、
英語の勉強方法まで指南してきた。軽く受け流しておいたが、心の中では、
「少年よ、語学の勉強は、そろばんの勉強と同じ運命になるよ」と言いたかった。
昔、計算をするには、そろばんが一般的で、その等級を履歴書の特技にも書いたものだった。計算尺も同じでした。しかし電卓ができて誰もが簡単に正確に早く計算ができるようになりました。関数電卓もでき、更に便利になりました。

語学はどうでしょう。翻訳アプリがスゴイ事になってきています。音声認識の精度は上がり、会話での相互翻訳ができ、写真認識で文字も入力せずに翻訳してくれています。
言語はダウンロード出来るので更に便利です。対応言語も60以上有るので、
まず日常会話は困りません。これから更に進化する事と思います。
英語を勉強する事は良い事ですが、いずれ英検もト―イックも履歴書の特技に
書けなくなる時代がそう遠くないと思います。
文学も翻訳できる時代が来るかも知れません。
大事なことはその語学力で何をするかではないかと思います。

外国の人とのコミニュケーションで日本人に足りないのは、語学より話しかける
勇気だと思います。